常陸フロッグスの和田です。
先日の最終選考会を終えて、いよいよ研修がスタートしました!!
今年は新型コロナウイルスの影響から、全てオンラインで実施していきます。
Ryukyufrogs12期生と初対面
この日は、
Hitachifrogs2期生とRyukyufrogs12期生が初めて顔を合わせる日でした。
思い返せば、
Hitachifrogs1期生もシリコンバレー派遣中にRyukyufrogs11期生とチームを組み
Hitachi LEAPDAYでサービスプレゼンしました。
もしかしたら、今年も場所を超えた化学変化が起きるかもしれませんね・・・
いまから楽しみです♪
Ryukyufrogs12期生は、
下記記事で紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
「SEL研修」で気づく力を育てる
本日の研修は、
株式会社roku you 代表取締役 / 一般社団法人 日本SEL推進協会 代表理事の
下向依梨さんをお招きし、SEL研修を行っていだだきました。
下向さん、ありがとうございました♪
SELってみなさんご存知でしょうか?
SELとは、Social Emotional Learning の略のことで、
社会性・情動スキルの教育のことで、欧米諸国で実践されている自尊感情、対人関係能力の育成を目的とした教育アプローチです。日本SEL推進協会より
オンラインでしたが、
今回の研修を通じて、
・気づくことの大切さ
・心理的安全を感じられたようです。
研修の最後にはある出来事も・・・・・
それでは、
研修で何がおこったのか紹介していきます。
「気づく筋肉」を鍛えるボディワーク
最初に取り組んだのが、数を数えるワーク。
1~10まで10~1までカウントし、カウントしながら何を考えたのか共有します。
「ただ、数字を数える」というシンプルなことですが、
人によって気づくことが違っていました。
例えば
自分は秒で数えてたが、他の人は違かった
数えている間、他の人はどう数えているのか気になった
自分が思っているより脳って動いてるなともった。無意識にもいろいろ考えている。
高校でヨット部に入っているHitachifrogs2期生の隼吏。
「カウントダウンしているときに、レースのスタートを思い起こすような焦る気持ちがした」
と語っていました。
個性が出ていておもしろいですね。
ちなみに、
彼はヨットの他に、
画家のグスタフ・クリムトの作品を観たことがきっかけで芸術が大好きになったそう。
今後、彼の芸術話が炸裂するのを密かに楽しみしてます。
「人生の道」を共有して、自分と他者を理解する
午後は、それぞれの人生を振り返るワーク。
「やる気に満ち溢れていた時期」や「つらかった時期」
そのときに気がついたことなどを、道のように表現し共有しあいました。
Hitachifrogs2期生のしずく。
彼女はどんな「人生の道」を歩んできたのでしょうか。
やりたいことをやらせてもらっていた幼少期のこと。
高校では、生徒会に挑戦し文化祭を成功させた経験と間の苦労話。
また、
信頼できる先生に出会い、アドバイスを元に地域のコミュニティに参加するようになったり、大学進学の決め手となった話。
選抜生同士の価値観を共有し合うことで、
ほっこりした気持ちになった人が多い印象を受けました。
人間関係構築に置いて、
相手の背景(経験や価値観)を知ることで関係性が高まりますね。
とても良い時間でした。
frogs生としての5つの行動規範
その後、
frogs生としての5つの行動規範(コアプリンシプル)を確認しました。
このプログラムでは、
選抜生が自ら気づくことを大切にしているため、「教えない教育」を基本としています。
この行動規範は、
その中でも選抜生に大切にしてほしい考動を表しています。
どのくらい自分ができているのかを内省し、全体に発表しました。
東京から参加している Hitachifrogs2期生の遥人(はると)。
Give it a Shot:まずは自ら進んでやってみる。
に関して、
「今まで、親に言われてではなく、自分で決めて取り組んできた。」
力強く語っている姿が印象的でした。
遥人が特に改善していきたい部分は、
Actions Speak Louder Than Works:成果を行動と結果で示すこと。
行動はしているつもりだけど、人に言えるような実績がない。
だから、行動をし続けて実績をつくりたい。
このプログラムを通して、
自分たちが作ったサービスを起業する前提で考えたい。考えて終わりではなく、実際に起業してからのことを考えて取り組みたい。
frogs卒業生には、
起業アクセラレータープログラムに参加した人もおり、
チャンスはたくさん広がっています。
ぜひチャンスを掴み取ってほしいですね。
研修も終わろうとした時・・
全ての研修が終了後、
Hitachifrogs2期生の果宥(かりん)から全体に共有したいことがあるとのこと・・
どうやら、
学校や幼い時から頑張ってきた英語試験とのバランスで、
どうしても研修に参加できない日がでてきてしまうとのこと。
相談した周りの人には、
無理してどちらも頑張ってあげく、最終的に中途半端になるなら、
どちらかに絞った方がいいとも言われた。
うん・・
確かに、frogsプログラムがなくなる訳ではないので、
果宥が集中できる状況になってから参加した方が実りは大きいかもしれません。
果宥が言うには、
実は、
選抜生に選ばれてから、本当に参加したいのかすごく悩んだ。
結論は、それでもやりたい。
いままで、ここまでやりたいと思えたことがなかった。
決して、怠けで休むことは絶対にない。
みんなには迷惑かけてしまうけど、追いつくために行動したい。
なるほど。
聞いていた僕たちメンター陣は、
果宥の強い想いをしっかり感じることができました。
自分の体や気持ちを守れるのは自分しかいませんし、
あくまで決めるのは選抜生自身です。
きっと果宥なら、やり遂げられると思います。
応援します。
がんばれ!!
編集後記
初対面特有の緊張感から始まった初日の研修。
終わるころには、選抜生同士の絆も深まったようでした。
明日からの議論が活発になりそうな予感がしています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
frogsプログラムのことで、
ご意見やご質問のある方はぜひご連絡ください。
常陸フロッグス 和田
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