Hitachifrogsメンターの和田昂憲です。
2019年6月23日。
いよいよ、常陸フロッグス最初の研修がはじまりました。
【自分史を振り返る】 kick off 研修スタート
キックオフ研修
そして2回目の研修テーマは
「社会課題と向き合う、未来について考える」です。
研修の様子をお伝えします。
あなたが関心のある社会課題は・・
テーブルに所狭しと並んだ大量のカード。
このカードには、社会課題が一つずつ書かれています。
大量の社会課題カード
選抜生とメンターは、これらから一枚選び、
自分が選んだ内容とその理由を共有するところからスタートしました。
社会課題が書かれた大量のカードから1つ選びます
社会課題ってなに?
次に、山崎さんから社会課題やソーシャルイノベーションについて教えていただきました。
考えさせられる内容がたくさんありました。
日本では、約5万のNPO組織が社会課題の解決にむけて活動しています。たくさんの人が社会課題に取りくんでいるのにもかかわらず解決していかないのはなぜなのか?
社会課題とは、「予見しきれていなかった負の外部性 (副作用)によって起こるギャップ・困難」である。
ソーシャルイノベーションとは、局所的に社会課題を解決するのではなく、それと同時に対処から得られた新たな知見を次に繋げ課題が解消した未来社会の実現(社会進化)に取り組む行為である。
「漠然としか考えられていなかった・・」
みんな聞き入っている様子で、
社会課題への理解を深めることができました。
未来社会とは?
シンギュラリティ。
みなさんも一度は聞いたことがあるかもしれません。
つまり、2045年には、1台のPCが人類の能力を越えると言われています。
私たちの知らないところでは、ものすごい勢いでテクノロジーが進化しているんですね。
この日のお昼は、近くのフードコートで。
未来社会を想像してみる
お昼から帰ってきた後はワークショップ。
テクノロジーが変化していることがインプットされた状態で、
38領域401項目の未来予測情報が書かれているカードを都市空間と組み合わせて、どのような未来になるかアイデアを出しました。
みんなでアイディアを張り出していきます
そして、完成したのがこちら。
その後、みんながそれぞれ出したアイデアから2つ以上のアイデアを組み合わせた新たな取り組みアイデアを作りました。
アイディアを組み合わせて、具体的なシーンをイメージしていきます。
漠然としていたアイディアが、どんどん具体的になっていきました。
インタビューを通して、自分を知る
アイディアを出し切ったあとは、2人1組となりインタビュータイム。
1人20分間で、14個の質問に答えていきます。
自分の言葉で答えていきます。
例えば、こんな質問。
Q:全アイデアの中で、これは面白い!と思った物は?
Q:新たなライフスタイルや暮らしのあり方が実現することで、どのような世界が実現しますか?
Q:その世界の可能性を一瞬感じられた経験や体験があれば教えてください。
インタビューされ自分の言葉で語るうちに、自分が興味のある社会課題や自分自身が何を軸に行動してるかが見えてきたみたいです。
終始楽しそうに、真剣に受け答えていました。
研修の最後には、各自が実現したい世界を15文字で考え共有しました。
「いままで技術の事ばかりだったけど、もっと視野を広げないとダメだなと思いました」
「ぼーっと過ごしてきたことを痛感しました」
今回の研修で社会課題やテクノロジーがもたらす未来の社会について深く考えることができた選抜生。
次回はチームビルディングの研修です。
今回気が付いた自分が関心のある社会課題をヒントに、良いチームが生まれる予感がしています。
楽しみですね。
初めての取材対応。茨城新聞様、ありがとうございました。
協賛企業様、支援者様との食事
研修のあとは、
協賛企業様、クラウドファンディングの支援者様が合流され、みんなで食事会を開催。
みなさん熱いトークを繰り広げられていました。
選抜生も、改めてご支援いただいていることを体感することができたのではないでしょうか。
参加者の雰囲気がとても温かく、この場をつくってくださった
支援者の方々に、改めて感謝申し上げたいですね。
和田昂憲
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